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手を繋げば、ひとりで行けない場所にも行ける。
先週末、家の前の商店街で「ゆうやけ市」があった。コロナの影響もあり、4年ぶりの開催だ。
商店街のお店だけではなく、周辺住民の方々も参加OKのフリーマーケットと食事の屋台がごっちゃになったようなお祭りに近い。
使わなくなった洋服やおもちゃはもちろん、スーパーボールやヨーヨーすくい。
あとは、飲み歩きようにビールやポテトフライ、ケバブやクスクスなんかも売っている。
上野の「アメ横」のようなごった返したアジア感満載の魅力を持ってきたしたような盛り上がりだ。
ウチの5歳の娘はお祭りに行く前までは、ワクワクが止まらない感じだったのに、
いざ来てみるとあまりの人の多さに、すこし気持ちが引き気味に…。
ただ、そこに「〇〇ちゃーん!」と娘の名前を呼ぶ声が。
保育園の友達が目の前に現れたかと思うと、僕の手からスルリと逃れ、友達と手を繋いだかと思うと…
二人でスキップしてどんどん目の前を行ってしまうではありませんか。
その楽しそうな雰囲気と言ったら。お祭りの雑踏の中、見失わないように背中を追いかけながらも、
「ああ、この楽しそうな背中をずっと見ていたい。」
そんなことを感じる光景でした。
一人では挑戦しづらいことでも、好きな子と手を繋げば冒険になるんだな。と感じた瞬間です。