【書評】世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方|自己理解で迷いのない人生を生きる。




 

この記事はこんな人におすすめ
  1. 自分のやりたいことがわからない方。
  2. 自分の強みがわからない方。
  3. 仕事をやっていると必要以上に疲れてしまう方。

 

「やりたいこと」がわからないのは、選択肢が多すぎるから。

酒井
圧倒的な熱量が「質」につながる。

おはようございます。

酒井です。

皆さんは、毎日やりたいこと、できてますか?

そして、やりたいことを仕事にしてお金をもらえていますか?

え?仕事って自分のやりたくないことだから、お金もらえるんじゃないの?

と言う方、

その考え方は江戸時代までです。

今の日本ではほとんどの成人が、自分の仕事を「選択」できます。

どんな職業についたって良いんです。

政治家になってもいいし、Youtuberになっても良い。

なんなら、働かなくても、生活保護が出てしまう。

世間の秩序を乱す犯罪さえ起こさなければ、なんでもできるんです。

世の中の職業が複雑になり過ぎた。

ただ、現代社会では、

「やりたい仕事」の選択肢が多すぎるのが、悩みの種になっているんですね。

自由になりすぎて、自分のやりたい仕事の選び方がみんなわからないんです。

その悩みを解決するのが、

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』と言う本です。

本書では、職業選びができない人の心理を「ジャムの法則」にたとえて解説しています。

選択肢が多くなると、やりたいこと選びは難しくなります。

コロンビア大学の実験で分かった「ジャムの法則」を知っているでしょうか?

スーパーの試食でジャムを24種類準備したら、試食して購入した人は3%しかいませんでした。

そのジャムの種類を6種類に減らしたところ、

試食して購入した人がなんと30%に増加したのです。人は、選択肢が多いと「選択しない」という選択をします。

だから24種類のジャムは売れないのです。

やりたいことが決められない人も同じです。

多すぎる選択肢の前で立ち止まって「選択しない」という選択をして、やりたいことを決めるのを先延ばししてダラダラと生きてしまいます。

八木 仁平. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド (Japanese Edition) (Kindle の位置No.409-415). Kindle 版.

人間は選択肢が多いと「決める」ということを先延ばしにする性質があるんですね。

自分のやりたいことをやりたい。

でも、どれに決めるかは面倒臭い。。。

その状態を打破するのに、一番必要なのが「自己理解」だと著者は言っています

「自己理解」=自分のことを論理的に話せるようになること。

みなさんは、自分のやりたいことを「論理的」に人に説明することができますか?

いやいや、やりたいことって、偶然出会うものでしょ!運命的なやつ?

と、思うかもしれませんが、

そういった直感的なものにまかせると、

やりたいことに出会える確率が低くなってしまいます。

運命の出会いで「これが一生を捧げられる『本当にやりたいこと』だ!」と確信して、脇目も振らずに行動していける人のエピソードが、色んな自己啓発本で語られているからでしょうが、

そんな人は全人口の1%ほどしかいないのではないかと僕は思っています。

僕と同じ残りの99%の普通の人は、パズルを組み立てていくように、1つ1つ自分の気持ちと向き合って「本当にやりたいこと」を見つけていくしかありません。

八木 仁平. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド (Japanese Edition) (Kindle の位置No.507-511). Kindle 版.

やりたいことはセンスでみつけるのではなく、自分の頭の中で考えて初めて見つかるものなのです。

「自己理解」は「間違った迷信」を払拭することから始まる。

本書の面白い部分は、一番最初に、

やりたいこと探しをする時に陥りがちな「迷信」を解くところから書き始められているところ。

  • 一生続けられる仕事でなければならない。
  • やりたいことを見つけた時には「運命的な感覚」がある。
  • 「人のためになること」でないといけない。
  • 見つけるにはたくさん行動するしかない。
  • やりたいことが仕事にならない

これらは、すべて「迷信」です。

そもそも、この考え方ってちょっと時代おくれな感じなんですよね。

学校では教えてくれない「今の時代に即した仕事観の移り変わり」を解説してくれています。

そして、それが「自己理解」を大事するということにつながっていくわけですね。

今、生きづらいと感じている人はこの章を読むだけでもだいぶ気持ちが楽になりますよ。

「スキル・知識」に縛られない、本当の「自分の才能」に気づいてみよう。

「資格」を持っていることで、その「資格」に縛られて動けないでいる人もいます。

せっかく看護師の免許もっているから、やっぱり看護で稼ぐべきかな〜。

これ、僕の妹の悩みだったんです。

看護の学校に行って、看護師として仕事を始めた時は

「この仕事は天職だ!」と思っていたようなんです。

ただ、現場に出てみて自分に合わないと思ったんでしょうね。

看護の資格って取るのも大変ですから、自分に合わないとおもっても、

自分の本当のやりたいことになかなか気づけなかったみたいなんです。

そんな妹がフリーランスの僕に「仕事っておもしろくできるのかな?」ということでした。

僕が妹に言ったのは、

酒井
もし、資格を持ってなかったら、なにやりたい?

その質問を投げかけると、ドバーッとやりたいことが出てきたんですよ。

結局、今彼女は、派遣で看護の仕事をしながら、

家の一部を改装して、マッサージサロンをやっています。

「やりたいこと」を見つけることが先。

本書にはこう書いてありました。

自分の人生を充実させるための手段にすぎない「スキル・知識」だったはずが、いつの間にかそれを使うことが目的になってしまうことは多々あります。

頑張って身につけた「スキル・知識」が自分の人生を不自由にしてしまうのです。

こうなってしまうと本末転倒です。

スキルや知識は、自分のやりたいことを実現するために活用する手段です。スキルを活用することが目的になってしまうと、人生はつまらなくなってしまうのは当然です。

だからこそ、いつの時代でもどんな場所でも使える「得意なこと」を理解しておく必要があります。「スキル・知識」は、「本当にやりたいこと」が見つかってから必要であれば身につければ大丈夫です。

八木 仁平. 世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド (Japanese Edition) (Kindle の位置No.578-584). Kindle 版.

潰しが効くからと安易に資格をとってしまうと、逆に動けなくなると言うこともあります。

まず大事なのは、「やりたいこと」を明らかにすること。

ゴールが見えれば、やるべきことも定まりますし、

その過程で「資格」の取得という選択肢もでてくるかもしれません。

本書を一度読んでおけば、迷わず自分の人生を追うことができます。

就職活動中の方はもちろん、今の仕事に満足できてない人もぜひ読んでみることをお勧めします!