- 新卒でウェブデザイン会社に就職をしたいと思っている方。
- デザイン業界に転職したい。と考えている方。
- デザイン会社がどのような基準で採用を決めているか知りたい方。
この記事の目次
未経験でも「ビジョン」「個性」「粘り」デザイン会社に就職できた。

おはようございます。
ウェブフリーランスとしてパソコン一台で家族を養っている酒井です。
もともと、僕は美術系の大学を出たわけでもなく、
ウェブデザインの専門学校などにも行っていません。
新卒での就職は家具屋。そこでも別にデザインの勉強をしてません。
デザインの勉強は、デザイン会社に転職後、現場で全て教えてもらいました。

そうなんです。
ぼくは、全くの未経験でデザイン会社に応募し、就職をすることができました。
ただ、入るまでにはかなり大変だったエピソードもあります。
あと、デザイン会社に入って三年くらい経ってからは、
逆に面接も担当したこともあります。
今日はその経験をもとに、
今からデザイン会社に就職したい人が
用意すべき3つの心構えをご紹介できればと思います。
1)「ビジョン」=入った後に自分がどう役立つか。を話せるようにしておく。
デザイン会社は日頃、いろいろなものを制作しています。
もちろん、会社のホームページには「制作実績」が載っています。
まずは、自分が入りたい会社の制作実績は必ずチェックし、分析しておくのをお勧めします。
というのも、
制作会社は、自発的な人間を好む傾向にあります。
逆を言えば「待ちの人間」は好まれません。
就職する前から、
「制作実績を拝見しましたが、あの案件、僕だったら…」
みたいな発言が出ると、面接官も「おっ!こいつはちがうな。」となります。
目標を「入社すること」に定めている人がほとんどですから、
その先を話せる人は結構珍しいんですよね
2) 「個性」=第一印象で「みたことないタイプ」と思わせたら勝ち。
デザイン会社に所属していて気づいたのが「個性がない人がいない。」ということです。
本当にみんな違ってみんな良い。って環境なんです。
むしろ、そう言った個性のぶつかり合いが、
アイデア出しの時には役に立ったりするんですね。
だから、
「資格」とか「学歴」なんかはあまり重視されません。
むしろ、「こいつ、ちょっと面白いな。」と第一印象で思わせたら面接は通ります。
実際に僕がデザイン会社で面接官をしていた時、
社長から言われた選抜基準は「一緒に働きたいと思ったかどうか。」
それだけでした。
3) 「粘り」= もし落とされても、食らいつくぐらいの気合いを見せる。
最後は「粘り」。
どうしても入りたい会社があるなら、
採用情報出してなくても電話するくらいの粘りは見せた方が良いです。
僕も最初に受けたデザイン会社は、一度、最終面接まで行って落とされていたんです。
ただ、どうしてもその会社に入りたかった僕は、
あろうことか、落ちたことを伝えるその電話の主に、
「もう一度チャンスをもらえませんでしょうか。」
と、伝えました。
そして、なんと、
その後泣きの一回面接を経て、入社できたんです。
あの時、粘らなかったら、今デザインで食ってないだろうな〜。
デザイン未経験とか関係ない!デザイナーが無理なら、ディレクターでもOK 。
いかがだったでしょうか。
もちろん、デザイナー採用では、
美大や芸大、デザイン専門学校を卒業していることを条件としている会社もあります。
実は、今ではデザイナーとしてロゴやサイトデザインもする僕ですが、
最初に採用された時の僕の肩書きは「ウェブディレクター見習い」でした。
その後、社内で経験を積み、デザイナーやコーダーとしての技術も身につけたんです。
だから、経験を積むためにデザイン業界に入りたいなら、
自分らしさをアピールして、とにかくデザイン会社に入ってしまうこと。
もちろん、入った後に、自分は会社にとって役に立つ!と胸を張っていえる覚悟も必要です。
心構えが大事ですよ!

「嫁を毎日60回ホメる」フリーのWebコンサル。菓子パンも買えなかったデザイナー見習いが、今では家族を養えて幸せ。ウェブスキルを使った人生の攻略のコツを、実際の経験からつぶやきます!大好物: ❣️日本酒 →利酒師取得 ❣️筋トレ後の #プロテイン